末日聖徒イエス・キリスト教会の伝道の目的はこれである。
『バプテスマと確認の儀式を通して、人々をキリストのみもとへ導く。』
一見問題が無さそうに見えるが、実はこれが問題なのである。彼等宣教師の目的は、あくまでも、バプテスマを施すことなのである。イエス・キリストの愛や彼の業について、話すことはあってもそれはあくまでも通過点なのである。だいたい、普通に行われる宣教師とのレッスン(全6回のうち1回のみ)では、イエス・キリストについての説明や彼の使命についての話しは長くて2時間、短ければ1時間程度のものである。(キリスト教の土台がない日本でも、たったこれだけ!!)ではそれ以外の時間は何をしているのかといえば、もっぱらバプテスマを受けるための準備の時間に費やされるのである。
ここにモルモンの律法主義がはっきり見えてくるのである。そのバプテスマを受けるための準備の中心とは「知恵の言葉」「十分の一」「純潔の律法」「安息日」等の戒めが守られるかどうか?ほぼ、これがメインである。イエス・キリストについての理解はどうでもよく説明するだけであって、「モルモン書」「ジョセフ・スミス」について理解しそれが真実であるという確信を得ることこれこそが最も大切なことなのである。そして、少しでも確信が得られるか、そうあって欲しい、いや、そうだといいな、という態度を見せるとそれにからめて戒めを守るように強く促されるのである。「モルモン書が真実ならば、これら知恵の言葉も神から与えられた戒めである」と・・・・。
毎日モルモン書を読ませて(マインドコントロールする)、この書物が真実かどうか確かめさせる。求道者は、聖書はレッスン以外では全くと言っていいほど読まない。いや、モルモン書をたくさん読ませマインドコントロールするためにモルモン書を読む宿題がいっぱい出るため、聖書を読む時間などほとんどない。
そして、やたらとイエス・キリストではなく、ジョセフ・スミスについて話し(これもマインドコントロール)彼の経験(いかにも真実であるかのように)を何度も強調する。とどめは、毎晩のように「教会が真実かどうか祈っているか?」とか宿題で出した「モルモン書はちゃんと読んでいるか?」等としつこくTELしてくるのである。
よほどの変わり者か意志の強い人でないかぎりレッスンは、対話ではなく一方的に聞かされ「YES]マンになるか「決意のパターン」とやらの誘導尋問式にレッスンは進むのである。また、彼等の優しい態度に安心させられ納得した気になるのである。
この結果、たてまえは、イエス・キリストの教会だと言っているが、結果としてイエス・キリストの行いや福音についても聖書についても何も知らず、ただ、モルモン的戒めを守ること、モルモン書を読むこと、知恵の言葉を守ること、ジョセフ・スミスの英雄伝を重要視する(エセ)クリスチャンが誕生するのである。
すなわち、人々の心にキリストを刻むのではなく、モルモン書やジョセフ・スミスを刻むのである。この傾向は教会での集会にも同じことが言えるのである。伝統的キリスト教とは大違いである。
だから、彼等宣教師の目的はいかに「クリスチャン」にするのではなく、「モルモン」的に型作り「バプテスマ」を施すかと言うことが最も大切なのである。
このような伝道と言う会員獲得活動の結果は、バプテスマを受けた後の定着率(教会に長く留まっているかどうか)をみればはっきりする。定着が悪いことは言うまでもない。
お分かりいただけました?やっくんさんが今の伝道方法も彼がバプテスマを受けた頃(狂乱のバプテスマ時代)とさほど変わらないと言っているわけが。